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食材

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ウコン

▶︎抗潰瘍、利尿
肝機能の強化に

最近はコンビニ等でも「ウコン」の文字をよく見かけるようになりました。そのイメージは専ら、ついついお酒を飲みすぎてしまいがちなお勤め人の味方といったところですが、実はウコンの実力はそれだけにとどまりません。

長寿県でおなじみの沖縄では、よく料理にウコンを利用するだけでなく、民間薬としても広く用いられています。

生のウコンをすりおろし痔や切り傷に湿布をしておくと、血を止めて腫れや痛みもやわらぐとされているようです。
漢方では昔から胃や胆嚢の機能改善と止血の目的に使われてきました。根茎を日干しにしたものが生薬の鬱金(ウコン)。清上飲(せいじょういん)や中黄膏(ちゅうおうこう)という処方に用いられ、「唐本草」という漢方の医書にはウコンの効能を「血積を治し気を下し、肌を蘇らせ血を止め、悪血を破り血淋、金瘡に効あり」と記してあります。血淋とは尿に血が混じることであり、従って、血尿の

止血剤にも用いられていた事を示しています。

 

主成分はクルクミンという黄色の色素。

 

強い解毒作用と胆汁の分泌促進の効果が知られています。

また最近の研究では、クルクミンを経口摂取すると腸管で

テトラヒドロクルクミンという強力な抗酸化物質に変化する

ことが分かりました。この物質は活性酸素による酸化ストレスを抑え、

腎不全、神経障害、動脈硬化、ガンなどの広範な成人病に有効であるとのことです。
さらにウコンには色素成分のターメロン、シネオールのほか、ビタミンCやカリウムも含まれています。肝機能を強め、利尿効果があるのはそのためです。また体内のコレステロールを溶かし、膵臓などの働きをよくするので、血糖値を下げるという報告もあります。さらに胃潰瘍の誘因とみられるヘリコバクター・ピロリ菌の除菌にも有効であることが発表されたりと、まさに薬効の宝庫であるのがウコンなのです。
生のウコンをすり潰して、お湯で溶いて飲むと、強い苦みを感じます。数ある効能を知ってから飲むと「良薬は口に苦し」の言葉が思い起こされ、苦みが快感に変わるかもしれません。

 

文責:日本ライフィックス株式会社 企画課 瀧本真由美

監修:本因堂薬局 管理薬剤師 柏木誠一郎

 

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鶏卵

▶︎滋養、健脳、美肌
濃厚なタンパク補給源

 日本人はイスラエルに次ぐ卵好きだと言われています。鶏卵の消費量は年間一人あたり320個。こんなに食べるようになったのは卵の大量生産が始まった昭和30年代からです。しかも安値で安心です。

 

 鶏卵は卵黄とそれを包むように取り巻く卵白と、一番外側の卵殻から構成されています。卵黄はビテリン、リベチンなどのタンパク質を17.3%、脂肪分を32.2%含みます。卵白もオバルブリンを主とするタンパク質を10.6%、脂肪分を0.2%含み、全体として濃厚なタンパク・脂肪供給源と言えるでしょう。卵殻は炭酸カルシウムですが、多孔質で、呼吸のための気孔がたくさんあります。

 

 卵はビタミンC以外の栄養素を全て含んでいるような食品です。体内への吸収率も半熟だと96%と高いです。一時期、コレステロールが多いと倦厭されていたが、卵黄に含まれるレシチンに血中コレステロールを溶かす働きがあることがわかり、健康な人なら一日一個は心配しなくても大丈夫と言われています。レシチンは血管を掃除し、脳の血管障害も防いでくれるので、ボケ防止にも有効と考えられています。

 

 

文責:日本ライフィックス株式会社 企画課 瀧本真由美

監修:本因堂薬局 管理薬剤師 柏木誠一郎

 

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