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果物

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▶︎強壮、消炎、入浴剤
昔は腎虚の妙薬

 食養生を重んじる中国伝統医学では、モモ、クリ、アンズ、スモモ、ナツメを「五果」と言って珍重してきました。そして現代の日本人にも馴染み深いのが「クリ」です。

 
 食生活が豊かになるに従って、過剰になるものの代表格が「糖質」です。クリも主成分は糖質ですから、もちろん食べ過ぎは禁物ですが、上手に摂れば数々の効能が得られます。
 
 本草綱目には「気を益し腸を厚くし、人をして飢えに耐えしむ」「腰部の不随を治し、筋骨の切れたるを療す」などと記してあります。また民間療法ではクリの葉を煎じた液で湿布すると、皮膚疾患の症状が緩和することが知られており、乾燥葉を布袋に詰めて浴槽に浮かべると、湿疹を和らげる浴剤になることも知られています。

 

 何より甘党の人にとって嬉しいのが栗の甘み。ストレスを感じると甘いものが食べたくなるのは、甘みに「幸せホルモン」とも言われる神経伝達物質のセロトニンの分泌を促す効果があるからとも言われており、甘党の人は、日々実感しているところではないでしょうか。とはいえ糖質は基本的には摂り過ぎ注意、クリを上手に使って、甘いものを楽しむ食生活はいかがでしょうか。

 

 

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文責:日本ライフィックス株式会社 企画課 瀧本真由美
監修:株式会社本因堂薬局 管理薬剤師 柏木誠一郎
 

 

アボカド

▶︎滋養、鎮静、利尿
森のバター

 アボカドは「森のバター」と呼ばれるほど資質が豊富で、全体の20%も湿るほどの珍しい果物です。しかも植物性だから血中コレステロールを増やす心配もなく、動脈硬化をきにする人も1個くらいなら安心して食べられます。ビタミンを11種類、ミネラルも14種類含んでおり、栄養素の豊かさでは果物の王様と言えそうな存在です。

 

 脂肪の80%はリノール酸、オレイン酸、パルミチン酸などの不飽和脂肪酸ですので、老化防止に役立つと考えられています。アボカド1個で鉄を0.7mg、カリウムを720mgも摂取できます。さらに食物繊維も豊富に含まれているので、便秘、貧血、動脈硬化、糖尿病などにも効果を示すと考えられています。ビタミンとミネラルのバランスも良く、高エネルギーですのでスタミナ食としても人気があります。

 

 アボカドの食物性タンパク質には体内で合成できない必須アミノ酸のうち、トリプトファンやリジンが豊富です。リジンには成長を促す作用があります。加えて嘉永産むには利尿と高圧の働きがあるので、体の熱を冷まし、高血圧でのぼせ気味の人には都合の良い食材と言えるでしょう。

 

 アボカドは果物ですが、ご飯や醤油、海苔などにも相性が良く、スープやジュース、寿司のタネとしても幅広く利用することができます。食べ終わったら皮を捨てないで、肘や踵の皮が厚くなった部分を擦ってやると柔らかくなります。またアボカドの身をすりつぶして、少量のオリーブ油でといて小じわに塗っても良いでしょう。15分ほどたったら洗い落とすと乾燥肌の人に効果があると期待されています。ヨーロッパで普及している美容法だそうです。

 

 アボカドは半分食べただけでご飯一杯分のカロリーに相当するので、できれば脂肪分解を早めるビタミンCが豊富の果物と合わせて食べるのが良いでしょう。

 

文責:日本ライフィックス株式会社 企画課 瀧本真由美

監修:株式会社本因堂薬局 管理薬剤師 柏木誠一郎

 

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